2026 OpenClaw 本番の定期ジョブ openclaw cron/cron status・list と Gateway 再起動やアップグレード後のサイレント障害の切り分け

OpenClaw Gateway は稼働中なのに、定時サマリー・キャッシュ掃除・モデル残高チェックを個人の crontab や外部オーケストレータに任せた場合、Gateway アップグレードや systemd 再起動後 にジョブがサイレントに消えることがある一方で channels status --probe は正常に見える。本稿は運用視点で、openclaw cron とメッセージ経路を分ける隠れた七つの前提、組み込み/ホスト crontab/外部スケジューラの対照表、そして cron statuscron listdoctor とログまでの六段チェックリスト を示し、チャネルプローブと dmPolicy本番監視/アップグレードRollbackリモートモードと設定ドリフト と役割分担で読めるようにする。

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公開前に読む:Cronが原因に見えるときの隠れた前提(7項目)

公式FAQは openclaw statusgateway statuschannels status --probe と書かれがちだが、定期実行はリリースノートに一行しかなく、本番では「誰がトリガしたか分からない線」になりやすい。次の7つで「Cronが壊れた」から「どの経路が欠けたか」に議論を戻す。

  1. 01

    無音のcronをチャネル障害と混ぜる:セッションに届かないコールバックと Telegram/WhatsApp 入信は別。チャネルプローブの分岐表を見てから crontab を弄る。

  2. 02

    ユーザー不一致で設定:launchd / systemd --user とSSHログインが違うと「手では動く/再起動後に消える」になる。

  3. 03

    OPENCLAW_STATE_DIR ドリフト無視:プロファイル/マウントずれで状態が二重化し、Cronだけが別ディレクトリを見て空リストに。

  4. 04

    アップグレード後に gateway install --force をしない:CLI/サービス分裂と同様、古いパスを指し続けることがある。

  5. 05

    重いジョブを軽量キュー語りに混ぜる:ヘルスチェックと全インデックスを同居させるとイベントループが飢える。分割とバックオフ。

  6. 06

    cron失敗に固有のログラベルがない:本番監視稿と同じく、ジョブ名でフィルタできないとトリアージが爆発する。

  7. 07

    リモートモードとノートPC crontabを混在させ入口を書かない:gateway.mode=remote では周期実行は実Gatewayホスト側。ノートの crontab は擬似バックアップに見えるだけ。リモート稿で確認。

根は「エージェントが動く」と「定時オペが信頼できる」を同一視すること。OpenClawはモデル・ツール・チャネルを Gateway に集約するので、プラットフォーム側は観測可能なスケジュール契約が要る。

Gatewayを専用クラウドMac で24/7載せる検討があるなら、この稿とCloud Mac系を併読すること。スケジュール安定はスリープ設定に強く依存する。

組み込み cron に物足りなさを感じるなら、「マシン横断オーケストレーション」か「Gatewayと同じライフサイクルのハートビート」かを先に決める。前者だけが Kubernetes や systemd timer の価値になる。

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OpenClaw組み込み cron・ホスト crontab・外部オーケストレータ:統制・ID・オブザーバビリティ

トリガが Gateway状態と同源か/失敗時に同一CLIで跡が取れるかで選ぶ。銀の弾はない。

観点openclaw cron(組込)システム crontab / launchd外部(K8s CronJob 等)
IDとPATHGateway と同一サービスユーザーで最も安定ログインシェルと別れやすく env ファイル前提PodとホストGatewayが離れSecrets同期が重い
アップグレード影響Gateway版に連動/リノート読みながら再検証OpenClaw自動移行なし/旧パスが撃ち続けるイメージとHelmそれぞれで変更運用が二系統
可観測性cron status / listlogs と同義stdout転送が自前クラスタ指標がGatewayから切れる
適例エージェント/チャネルに強く依存する軽い周期処理ホストバックアップなどベンダ中立スクリプトサービス横断バッチ・別NS

本番の「cronとは」ここではアップグレード翌朝に三コマンドでまだ効いていると言い切れるか

openclaw health --json に cron 項目バージョンを混ぜ、Prometheus側は「期限切れのみ」のシグナルに寄せる。

本番監視稿 と連動させ、Rollback表に一行「変更前後で cron list の件数が同じ」を足す。

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六段確認:最短で検証できる openclaw cron のループ(アップグレード回帰含む)

並びは Gatewayが先、その次に登録、最後に通知。細かい文言は使用中のビルドに合わせ、ここは診断順番のみを固定する。

  1. 01

    Gatewayを固める:openclaw gateway status でRuntimeとRPCがOKになるまでcronを書かない。

  2. 02

    サービスユーザーでメンテ作業:TTY環境だけに依存しない。

  3. 03

    最小ジョブ:ログ一行やマーカーを触るだけ、確認のためだけに周期を短縮。

  4. 04

    openclaw cron statusopenclaw cron listで名前/次実行/Enableを突き合わせ。

  5. 05

    意図的に openclaw gateway restart。直後にもう一度04。無ければユーザーと状態ディレ優先。

  6. 06

    変更チケットに:openclaw doctor出力を添付。

bash・診断順(例)
openclaw gateway status
openclaw cron status
openclaw cron list
openclaw doctor
openclaw logs --follow
info

ヒント:同一ホストで Tailscale Serve やトンネルを併用するなら Tailscale経路稿 と整合を取り、ヘルスプローブが別インスタンスへ当たろうものならcronログだけは綺麗でも副作用が出ない。

重量ジョブ導入前に重ね実行ルールを書く。cronより周期が長いときに積む負荷は別原因。

外向きHTTPにはタイムアウトとTLS検証を明示。暗黙のデフォルトに頼るとネットの揺らぎまでOpenClaw退行と誤認する。

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cron status / list を channels・doctor・ログと同時に読む

公式Playbookが cron status / list を後ろに置くのは、未実行の半分はGateway未準備か設定ドリフトだから、という理由。推奨:gateway statuscron status/listchannels status --probe → 長めのログ追跡。

cron list の next が延び続けるときは、「スケジューラ背圧」(大量エージェントキュー)と「時計ジャンプ」(スリープ復帰・NTP追従など)で分離する。

doctormeta.lastTouchedVersion とバイナリを食い違わせているなら、公式の手順どおり PATH/gateway install --force を先。cron一覧に並んでいても実行層だけ拒む半壊状態が出る。

warning

注意:ディスク空きを確認しないまま並列クリーンジョブで全会話ツリーを掃けば IOが飽和し、RPCだけ一瞬だけ緑に見える一方でタイムアウトが連鎖する。

警戒閾値:重要項目は「最終成功時刻」ベースで2周期超なら昇格。その他はログ存在チェックだけに。

リモートモード と併用するなら、ノート/サーバ双方で cron list を揃え、どのGatewayホストがスケジューラかを固定する。

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社内Runbookへ貼る言い回し/アップグレード復旧順序

運用での閾値は頻度を見て調整する。

  • 検収ウィンドウ:公開後三周期以上観察し、そのうち一度は意図的なGateway再起動まで含める。
  • アップグレード四段:状態ディレクトリのバックアップ →バイナリ更新→gateway install --forcegateway restart→本稿の診断列と cron list をスナップショットで比較。
  • サイレント失敗定義:期待ログが続く二周期出ず cron status が静か ⇒ P1 扱いで openclaw logs --follow

単体のホスト crontab では Gateway とライフサイクル同源になりにくい。外部のみだと監視ダブってアップグレード夜だけ「どちらが叩く」と消える。常時オンでディスク/ネットSLAが読める専用リモートMac に Gateway と cron を載せつつ openclaw 系を単一運用すると楽になるケースも多い。NodeMini クラウド Mac Mini:レンタル料金ヘルプセンター で仕様確認。

関連記事は OpenClawカテゴリで絞り込み。導入→安全→監視→チャネル→リモート→cronの順での追い方が読みやすい。

FAQ

よくある質問

組み込みは Gateway と状態ディレクトリをまとめて扱え、アップグレード後も同じ CLI で検証できます。ホスト crontab は PATH や OPENCLAW_STATE_DIR がサービスとずれやすいです。関連は OpenClaw カテゴリ から。

openclaw gateway status のあと openclaw cron status / cron list、次に openclaw doctor。まだならログ。マシン側の案内は ヘルプセンター

メッセージ経路へ。openclaw channels status --probe とペアリングを確認し、チャネルプローブと dmPolicy を読む。クラウド Mac へ載せ替えるなら先に レンタル料金ページ