公式の install.sh または install.ps1 実行直後、ターミナルに Gateway が見つからない と出て、デフォルトポートが LISTEN せず Control UI が開けない場合——多くは「インストール失敗」ではなく、2026 年にコミュニティで頻出する 半インストール状態 です。CLI は揃っているのに Gateway デーモンと onboard の仕上げが閉じていません。OpenClaw を本番へ進める開発者向けに、10 分の受け入れ手順、6 ステップ復旧 Runbook、比較表、本番 checklist を示します。あわせて 全プラットフォーム導入トラブル、Node 24 本番ベースライン と併読してください。
2026 年 3 月頃、上流で報告が集中した問題です。新規環境でスクリプトが既存 Gateway だけ更新し初回 daemon install を実行しないため、表面成功でも Gateway がありません。修正ビルド後も古いマシンに半インストール痕跡が残ります。以下で 2 項目以上ならホスト再インストールではなく本記事の手順を使ってください。
openclaw-gateway または同等コマンドがない:which openclaw はあるが Gateway バイナリが PATH 想定位置にない。
デフォルトポート(例 18789)が LISTEN しない:openclaw gateway status が未実行または再起動を繰り返し、openclaw logs が空または極短。
Control UI / Dashboard が応答しない:ブラウザでローカル管理 UI がタイムアウト。認証失敗とは別でプロセス未起動が多い。
onboard --install-daemon でエラーまたはスキップ:v2026.3.x 一部ビルドで systemd チェック失敗、「設定のみ・サービス未導入」の隙間。
アップグレード後に悪化:旧 npm グローバルから上げたあと PATH に openclaw が 2 つ、doctor が split brain を示す——先に アップグレード分岐の復旧、その後本記事で Gateway 受け入れ。
チャネル probe のみ失敗で Gateway は running:半インストールの最危険段階は過ぎています。認証トラブル記事 へ。設定の誤削除を避けてください。
| 確認項目 | 正常(本番可) | 半インストール(本記事) | 偽成功(誤判定しやすい) |
|---|---|---|---|
openclaw gateway status | Runtime: running;プローブ ok | not running / コマンド欠落 | running だがポート未 LISTEN(古い PID ファイル) |
openclaw doctor | ブロックなし・設定 validate 成功 | daemon 未導入または PATH 異常 | warning のみで放置 |
channels status --probe | Connectivity probe: ok | チャネル未設定(Gateway のみ段階では可) | probe 失敗を「壊れた」と誤認 |
| Node ランタイム | Node 24(または公式最低 22.14+) | システム Node と nvm 混在で service ユーザーが参照できない | 対話 shell の node -v は正しいが systemd ユニットは旧版 |
「スクリプト最終行が成功」は Gateway 常駐を意味しません。本番受け入れは status、doctor、ポート LISTEN の 3 点です。
順序が重要です。先に Gateway を起動・常駐化し、onboard でモデルとチャネルを補完。プロセスが無いまま openclaw.json だけ変えない。
現場を固定:openclaw --version、which -a openclaw、導入方法(curl / npm -g / git)を記録。Node と設定を同時に変えない。
公式診断手順:openclaw status → openclaw gateway status → openclaw logs --follow(別ターミナル)→ openclaw doctor。
Gateway を起動:openclaw gateway start。daemon 未導入なら openclaw onboard --install-daemon(ウィザードで Token と最小設定)。
「CLI はあるが Gateway 無し」を修復:Node 24 確認後 npm install -g openclaw --force で揃える。コンテナは Docker/Podman、無理な systemd は避ける。
バージョン戦略:v2026.3.2 系 daemon 回帰なら短期 v2026.3.1 固定または PR #48649 修正ビルドへ。変更票にロールバック点。
本番受け入れ:openclaw channels status --probe、loopback/Token、再起動後再検査。macOS は リモート Mac launchd、Linux は Ubuntu systemd。
# 10 分受け入れ(2026 推奨順) openclaw status openclaw gateway status openclaw doctor openclaw gateway start openclaw onboard --install-daemon # daemon 未導入の場合 openclaw channels status --probe
ヒント:公式インストーラは Node 24 推奨。先に CVE-2026-25253 と Node 24 ベースライン を完了してから復旧。パッチ未適用のまま公開しない。
注意:半インストール段階で Gateway をインターネット直公開しない。デフォルト 127.0.0.1。リモートは Tailscale やトンネル。サイト内 Gateway セキュリティ記事を参照。
onboard --install-daemon は「Gateway を再起動可能サービスに」——欠けると半インストール。doctor と gateway status の定期プローブを残す。GitHub #48272 は「ログ成功」がプロセス級受け入れの代替にならない例。Gateway をスリープするノートや共有開発機に置くと OS 更新後に半インストールへ戻りやすいです。専用・常時オンラインの macOS ノードが Agent ゲートウェイに向きます。VPS のように SSH 保守と受け入れスクリプトが必要なら NodeMini Mac Mini クラウドレンタルが有力です。仕様は レンタル料金、接続は ヘルプセンター。